8月11日(月)
ジュラの定期診断でS病院へ。
今日の担当は女性のM先生。いつも本当に丁寧で親身な診察をしてくれる才色兼備なセンセーです。
ヘマトクリットの値は26%、血小板は1.7と相変わらず低いです。
でも、悪くはなっていない!
輸血の効果はもう切れている時期、にもかかわらず減少してないという事は、自分の体内で微力ながらきちんと造られている証と考えられるそうです。
久しぶりにちょびっとだけ明るい気分で病院を出ました。
午前中の早い時間に診察は終わったし、天気もいい(暑い)し、ジュラと二人でちょっと遠出のお遊びに行こうと決心。今日行かないでいつ行く!という感じです。
中央高速でビューン
と山中湖のわんわん倶楽部へ!
病気になって初めてのプールに、張り切りすぎやしないかと、私がちょびっと緊張・・・。
しかしこの日のプールの水深は最深部わずか60cm。大型犬が泳ぐのは無理!
「飼い主が一緒に入れる深さにしました」と施設の人は言ってましたが^^;。
水中ウォーキングにしかならないけど、かえってこの位の方が今のジュラの体には負担がかからなくて良かったかも。
ボール投げして遊びました。
携帯カメラでの撮影~。
水が少ないのは何かと無理があります(-_-;)。
飛び込めないし、ワンコが上腕の力だけでスロープに這い上がるのも難しい。
(元気なワンコでも無理じゃないのかなぁ・・・)
で、私を呼ぶんだよね、可愛いやっちゃ~。
一緒に中に入って、抱っこして上げ下ろししてあげました。
お坊ちゃま君ときたら、要求が非常にせわしない。
プール2往復ほど水中ボール投げ。
↓
とりあえず上がりたくなる。
↓
プールサイドや外の芝生でほんの少しだけウロウロ。
↓
またプールに入りたい。
私はその度に呼ばれて、仰せの通り動いてあげた訳ですが。
気がつけばユルユルと1時間半程遊んでいました。
全力疾走はしないけど、ほとんど休まず、かといって疲れて倒れこむような事も無く、自分のペースで上手に遊んだジュラに感心。
案外ワンコは自分の事を良くわかってるんだな、と安心しました。
8月14日(木)
予想外の事態で病院へ行く事に。
前日、ジュラが好んで寝転んでいるクールボードの上に血痕があるのをタンが発見。
青くなって全身をチェックしましたが、出血箇所の確認ができません。
発見以降に新たな出血はありませんでしたが、数回、変な咳をし、血が明るい色だったため「とうとう肺転移して喀血・・・」と、瞬時に頭に浮かびました。
金曜日からビブリへ行けると思っていたのに。
病院でレントゲンとエコーで肺を確認。
覚悟してたのに・・・内臓転移は見られません
。
血液検査の結果は少しだけど月曜日より良くなっていて、喀血の可能性はほぼないようです。出血の原因はわからずじまいですが。
でも、その代わり胸水が溜まっている事が発覚しました。
胸のリンパが腫瘍化して大きく腫れあがると、胸のなかに水がたまり(胸水)、肺を圧迫して、呼吸困難になるそうです。そうすると「胸水」を抜いて呼吸機能を回復しなければならないのですが、ジュラはまだ呼吸困難も酷く無さそうなので少しだけ様子を見る事になりました。
※腫瘍性のものなので、抗がん剤以外の薬で水が抜ける期待はなく、いざ抜く際は、血小板が少ないジュラなので、輸血の用意をして臨まなければなりません。
呼吸が楽になる空気のいい場所で楽しくのんびり過ごすのが一番、とM先生はビブリから行きやすい獣医さんをネットで検索してくれました。
万が一、急に胸水が増えて呼吸困難に陥った場合に備えてです。
出発前日の出来事ですが、とりあえず我が家のささやかな夏休みに出発できる事になりました。
(追記)
ビブリから無事に帰ってきました。
ビブリに行ってる最中に出血の元らしきものを発見。
右前足の狼爪が折れてます。
出血はもしかしてここから??? 黒い子は血痕が分かりづらいから見逃していました。
ジュラは今まで折った事なかったので、余計思い至らなかった~~。
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